【初心者必見】未経験から始める投資のお勉強!失敗しないためのロードマップ

こんにちは、黒猫兄弟です!

「投資ってなんだか難しそう…」「お金持ちがやるものだよね?」

そう思って、これまで投資に一歩踏み出せずにいたあなたへ。
実は、投資は特別なスキルがなくても、誰でも始めることができる身近なものです。

私自身も、最初は「投資」という言葉を聞いただけで、ちんぷんかんぷんでした。
でも、一歩踏み出して勉強を始めたら、今まで知らなかったお金の世界が広がって、もっと早くからやっていればよかった!と心から思っています。

この記事では、「未経験から投資を始めたいけど、何から手をつければいいのか分からない…」と悩んでいるあなたのために、投資の基礎の基礎から、失敗しないための心構え、具体的な勉強方法まで、徹底的に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、あなたは投資に対する漠然とした不安がなくなり、「よし、今日から投資の勉強を始めてみよう!」と前向きな気持ちになっているはずです。さあ、一緒に投資の世界への扉を開いていきましょう!


なぜ今、投資のお勉強が必要なのか?

「貯金だけじゃダメなの?」「なんで今、投資を始めなきゃいけないの?」

そう疑問に思う方もいるかもしれませんね。もちろん、貯金は大切です。でも、今の時代、貯金だけではお金が増えにくいのが現状です。

その背景には、主に以下の3つの理由があります。

1. 低金利時代が続いているから

銀行にお金を預けていても、現在の普通預金の金利は非常に低い水準です。例えば、100万円を預けても、1年で数十円程度の利息しかつかないことがほとんどです。これでは、なかなかお金を増やすことはできません。

かつては「銀行に預けておけばお金が増える」時代もありましたが、残念ながら今は違います。お金を寝かせているだけでは、実質的に価値が目減りしてしまう可能性すらあるのです。

2. 物価が上昇しているから(インフレ対策)

あなたは最近、スーパーで食料品や日用品の値段が上がっているな、と感じたことはありませんか?これは「インフレーション(インフレ)」、つまり物価が上昇している状態です。

物価が上がると、同じ金額のお金で買えるものが少なくなります。例えば、100円で買えていたパンが120円になったら、実質的に100円の価値は下がったことになりますよね。

貯金だけでお金を置いておくと、物価の上昇によって、気づかないうちに「お金の価値」が下がってしまうんです。投資は、このインフレによるお金の価値の目減りを防ぐ手段としても有効なんです。

3. 将来のお金の不安を解消するため

老後の生活資金、子どもの教育資金、マイホームの購入資金…。人生には、大きなお金が必要になる場面がいくつもあります。

年金制度の先行きが不透明な現代において、国や会社任せにせず、自分自身でお金を増やす努力をすることは、将来の不安を解消し、より豊かな人生を送るために非常に重要です。

投資は、時間を味方につけることで、複利の力でお金が雪だるま式に増えていく可能性があります。例えば、毎月少額でもコツコツと投資を続けることで、数十年後には想像以上の資産を築けるかもしれません。

これらの理由から、「投資のお勉強」は、もはや一部の富裕層だけのものではなく、私たち誰もが知っておくべき「現代の必須科目」と言えるでしょう。


投資を始める前に!絶対に押さえておきたい心構え

「じゃあ、すぐにでも投資を始めなきゃ!」と焦る気持ちも分かります。でも、ちょっと待ってください!

投資は、お金が増える可能性がある一方で、リスクも存在します。何の知識もなく、やみくもに始めてしまうと、大切な資産を失ってしまうこともあります。

だからこそ、始める前に以下の3つの心構えをしっかり頭に入れておきましょう。
これは、投資で成功するための、まさに土台となる部分です。

1. 余剰資金で始めること

投資は、必ず「余剰資金」、つまり「万が一なくなっても、生活に困らないお金」で始めるようにしてください。

生活費や教育費、病気や災害など、いざという時のための貯蓄に手を出して投資をするのは絶対にNGです。投資には元本割れのリスクがありますから、すぐに必要になるお金で投資をしてしまうと、もし損失が出た場合に生活が立ち行かなくなる可能性があります。

まずは、数ヶ月分の生活費(一般的には3ヶ月〜6ヶ月分と言われています)を貯蓄として確保し、それ以外のお金で投資を始めるようにしましょう。

2. 分散投資を心がけること

「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言をご存知ですか?

これは、「一つの投資先に全財産を投じるのではなく、複数の投資先に分散して投資することで、リスクを軽減できる」という意味です。

例えば、もしあなたが特定の企業の株だけを大量に持っていて、その企業が倒産してしまったら、資産の全てを失ってしまうことになります。しかし、複数の企業の株や、株、債券、不動産など、異なる種類の資産に分散して投資していれば、たとえ一つがダメになっても、他のものでカバーできる可能性が高まります。

初心者の方は特に、最初は投資信託など、すでに分散投資されている商品から始めるのがおすすめです。

3. 長期・積立・分散投資を基本とすること

この3つのキーワードは、投資の初心者にとって、まさに「成功へのゴールデンルール」と言っても過言ではありません。

  • 長期:短期間で大きな利益を上げようとするのではなく、数年〜数十年といった長い目で見て投資を続けること。短期的な価格変動に一喜一憂せず、じっくりと資産を育てるイメージです。
  • 積立:毎月決まった金額をコツコツと投資していくこと。これにより、価格が高い時には少なく、安い時には多く買うことになるため、「ドルコスト平均法」の効果で平均購入単価を抑えることができます。
  • 分散:前述の通り、複数の資産や地域に投資を分散させること。

この「長期・積立・分散」の3つの組み合わせは、特に初心者の方が安定して資産を増やしていくための、非常に強力な戦略です。

私自身も、この3つの原則を意識して投資に取り組んでいます。最初は地味に感じるかもしれませんが、時間を味方につけることで、その効果を実感できるはずです。


投資のお勉強、何から始める?おすすめのステップ

さて、いよいよ本題です。投資のお勉強を始めるにあたって、どのような順番で進めていけば良いのでしょうか?

闇雲に情報を集めるよりも、効率的に知識を身につけるためのステップをご紹介します。

ステップ1:投資の基本用語を理解する

まずは、投資の世界でよく使われる基本的な言葉の意味を知ることから始めましょう。これらが分かれば、本や記事の内容もスッと頭に入ってくるようになります。

  • 株(株式):企業が資金を集めるために発行する証券。購入することでその企業のオーナーの一員になれます。
  • 債券:国や企業がお金を借りるために発行する証券。購入することで利子を受け取れます。
  • 投資信託:投資家から集めたお金を、運用の専門家が代わりに投資・運用してくれる金融商品。少額から分散投資が可能です。
  • NISA(ニーサ):少額投資非課税制度。一定の範囲内で投資から得た利益が非課税になる制度。
  • iDeCo(イデコ):個人型確定拠出年金。自分で掛金を拠出し、運用する年金制度。掛金が全額所得控除になるなど、税制優遇が魅力。
  • 配当金:企業が利益の一部を株主に分配するお金。
  • 為替(FX):異なる国の通貨を交換すること。為替レートの変動で利益を狙う。
  • インフレ・デフレ:物価が継続的に上昇すること(インフレ)と下降すること(デフレ)。
  • ポートフォリオ:金融資産の組み合わせのこと。

これらはほんの一部ですが、これらの用語を少しずつでも良いので、理解していくようにしましょう。
分からない言葉が出てきたら、その都度インターネットで調べてみるのがおすすめです。

ステップ2:本やブログで基礎知識を学ぶ

基本的な用語がなんとなく分かったら、次は体系的に知識を吸収していきましょう。

  • 初心者向けの投資本を読む:イラストが多くて分かりやすい本や、投資の全体像を把握できるような入門書がおすすめです。何冊か読んでみて、自分に合うものを見つけると良いでしょう。
  • 信頼できる投資ブログやウェブサイトを読む:最新の情報や実践的なアドバイスが手に入ります。ただし、情報源の信頼性を確認し、偏った情報に惑わされないように注意が必要です。

私が個人的におすすめするのは、まずは図書館で何冊か投資の入門書を借りてきて、パラパラと眺めてみることです。実際に手に取って、自分にとって読みやすいもの、分かりやすいと感じるものを選ぶのが一番です。

ステップ3:お金に関するニュースに関心を持つ

投資の世界は、世界経済の動きや政治、社会情勢と密接に関わっています。そのため、日頃からお金に関するニュースに触れる習慣を持つことが大切です。

  • 新聞やニュースサイトの経済面を読む:いきなり専門的な記事を全て理解しようとしなくても大丈夫です。見出しだけでも目を通す、気になる記事だけ読んでみる、といったことから始めてみましょう。
  • 経済系のYouTubeチャンネルやポッドキャストを聴く:視覚や聴覚から情報を得ることで、より楽しく、手軽に知識を吸収できます。通勤中や家事をしながらでも、気軽に学べるのがメリットです。

毎日続けることで、自然と経済の動向が理解できるようになり、投資判断にも役立つようになります。
私自身も、毎朝コーヒーを飲みながら経済ニュースに目を通すのが日課になっています。

ステップ4:少額から実践してみる

知識をインプットするだけでは、なかなか身につきません。実際に「体験」することで、理解度が格段に深まります。

まずは、本当に少額からで良いので、実際に投資を始めてみましょう。

  • 証券会社の口座を開設する:ネット証券なら、自宅にいながら簡単に口座開設ができます。口座開設は無料です。複数の証券会社を比較して、手数料が安い、取り扱い商品が多い、サポートが充実しているなど、自分に合ったところを選びましょう。 (参考:【徹底比較】初心者におすすめのネット証券口座とは?)
  • つみたてNISAやiDeCoから始めてみる:これらは国が用意した非課税制度で、少額から始められ、税制優遇も大きいので、初心者には特におすすめです。特に「つみたてNISA」は、投資できる商品が厳選されており、選びやすいのが魅力です。
  • 投資信託を毎月少額で積立購入する:例えば、毎月100円や1,000円から投資できる証券会社もあります。少額から始めることで、リスクを抑えつつ、投資の仕組みや値動きを体験することができます。

私自身も、最初は「たったこれだけ?」と思うような金額から投資を始めました。
でも、それが第一歩となり、今では着実に資産を増やすことができています。
少額でも、実際に自分のお金が動くことで、真剣にお金と向き合うようになりますよ。

ステップ5:定期的に見直しと勉強を続ける

投資は一度始めたら終わりではありません。経済状況やあなたのライフステージは常に変化します。
そのため、定期的に投資状況を見直し、必要に応じて調整することが大切です。

  • 定期的にポートフォリオを見直す:年に1回など、決まった時期に自分の投資している商品の状況を確認しましょう。
  • 新しい知識を学び続ける:投資に関する情報は常に更新されています。新しい投資手法や経済動向について、アンテナを張り、学び続ける姿勢が重要です。
  • 成功談だけでなく、失敗談からも学ぶ:投資に失敗はつきものです。他人の失敗談から学ぶことで、同じ過ちを繰り返すリスクを減らすことができます。

投資はマラソンのようなものです。ゴールがあるわけではなく、いかに長く、安定して走り続けるかが重要になります。焦らず、自分のペースで、着実に歩みを進めていきましょう。


投資の種類と特徴を知ろう(初心者向け)

一口に「投資」と言っても、様々な種類があります。ここでは、初心者の方でも比較的始めやすい代表的な投資の種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

1. 投資信託

投資信託は、たくさんの投資家から集めたお金を、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用してくれる金融商品です。

  • メリット:
    • 少額から始められる(100円から投資できるものもある)
    • プロに運用を任せられるため、投資の知識が少なくても始めやすい
    • 自動的に分散投資が行われるため、リスクを抑えられる
    • つみたてNISAやiDeCoの対象商品が多い
  • デメリット:
    • 元本保証ではない
    • 運用報酬(信託報酬)などの手数料がかかる
    • 大きなリターンは期待しにくい

投資の知識がまだ少ない方や、手間をかけずに長期でコツコツと資産形成をしたい方には、最もおすすめできる選択肢です。

2. 株式投資

企業の株式を購入し、その企業の成長による株価の上昇や、配当金、株主優待などを狙う投資です。

  • メリット:
    • 企業によっては大きなリターンが期待できる
    • 配当金や株主優待を受け取れる楽しみがある
    • 経済や企業について詳しくなるきっかけになる
  • デメリット:
    • 企業の業績や経済状況によって株価が大きく変動するリスクがある
    • 個別企業の分析が必要になり、初心者にはハードルが高い
    • 倒産リスクがある

個別株投資は、ある程度の知識と情報収集、分析力が必要になります。最初は投資信託で慣れてから、興味があれば挑戦してみるのが良いでしょう。

3. 債券投資

国や企業が発行する債券を購入し、定期的に利子を受け取り、満期には額面金額が戻ってくる投資です。

  • メリット:
    • 比較的リスクが低い(国債は信用度が高い)
    • 定期的に利子を受け取れる
    • 株式投資と組み合わせることで、リスク分散効果を高められる
  • デメリット:
    • リターンが低い傾向にある
    • 発行体の信用リスクがある(倒産した場合、元本が戻らない可能性)
    • 金利上昇局面では価格が下がる可能性がある

安定性を重視する投資家や、ポートフォリオのリスク軽減目的で活用されます。日本国債などは比較的安全性が高いと言われています。

4. 不動産投資(J-REIT含む)

不動産を直接購入して家賃収入や売却益を狙う投資、または不動産投資信託(J-REIT)を通じて不動産に投資する方法です。

  • メリット:
    • 家賃収入など、安定的なインカムゲインが期待できる
    • インフレに強いと言われる(物価上昇とともに家賃も上がる傾向)
    • J-REITなら少額から不動産に投資できる
  • デメリット:
    • 実物不動産投資は初期費用が高額、維持管理の手間がかかる
    • 空室リスクや災害リスクがある
    • J-REITも価格変動リスクがある

実物不動産投資はハードルが高いですが、J-REITであれば少額から複数の不動産に分散投資できるため、初心者の方でも検討しやすいでしょう。

5. FX(外国為替証拠金取引)

異なる国の通貨を交換する際に生じる為替レートの変動を利用して利益を狙う投資です。

  • メリット:
    • 24時間取引が可能
    • レバレッジをかけることで少額から大きな金額を動かせる
  • デメリット:
    • レバレッジにより損失も大きくなるリスクがある
    • 高い専門知識とリスク管理能力が求められる
    • 価格変動が激しく、投機的な要素が強い

FXは、他の投資に比べてリスクが非常に高く、投機的な側面が強いです。初心者の方がいきなり始めるのはおすすめできません。まずは、リスクの低い投資から始め、十分な知識と経験を積んでから検討するようにしましょう。

これらの投資の種類を理解し、自分のリスク許容度や目的に合ったものを選ぶことが大切です。迷ったら、まずは投資信託から始めるのが賢明だと私は思います。


投資のお勉強で注意すべき点と避けたい行動

投資の勉強を進める中で、ついつい陥りがちな落とし穴や、絶対に避けるべき行動があります。
これらを知っておくことで、無駄な損失や時間を防ぐことができます。

1. 短期的な値動きに一喜一憂しない

投資を始めたばかりの頃は、毎日、自分の資産がいくら増えたか減ったか、気になって仕方ないかもしれません。私もそうでした。

でも、株価や投資信託の基準価額は、日々変動するものです。短期間の値動きに神経質になりすぎると、精神的に疲弊してしまいますし、冷静な判断ができなくなって、焦って売買を繰り返してしまう原因にもなります。

長期的な視点を持つことが、成功への鍵です。日々の変動は「ノイズ」だと思って、どっしり構えることが大切ですよ。

2. 「一攫千金」を狙わない

「〇〇に投資すれば、たった1ヶ月で資産が倍に!」といった甘い誘い文句には、くれぐれも注意してください。

投資に「絶対」はありませんし、短期間で莫大な利益を得られるような話は、ほとんどの場合、詐欺か、非常にリスクの高いものです。

着実に資産を築くには、地道な努力と時間が必要です。「コツコツ、じっくり」が投資の鉄則であることを忘れないでください。

3. 借金をしてまで投資しない

これは、投資を始める前の心構えでもお伝えしましたが、改めて強調させてください。

生活費や、ましてや借金をしてまで投資をするのは、絶対にやめてください。

投資にはリスクが伴います。もし損失が出た場合、借金を返済できなくなり、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。投資は、あくまで「余剰資金」で行うものという原則を、常に心に留めておきましょう。

4. 人の意見や情報に流されすぎない

インターネットやSNSでは、様々な投資情報が飛び交っています。確かに参考になる情報もありますが、中には無責任な情報や、あなたにとって適切でない情報も多く含まれています。

「〇〇が儲かるらしい」「インフルエンサーの△△さんが言っていたから」といった理由だけで、安易に投資判断をするのは非常に危険です。

最終的に投資判断を下すのはあなた自身です。情報を鵜呑みにせず、必ず自分で情報を精査し、納得した上で行動するようにしましょう。

5. 感情的な投資判断を避ける

株価が急落したからと慌てて売ってしまったり、逆に株価が急上昇しているからと飛びついてしまったり…。

投資の世界では、恐怖や欲望といった感情が、冷静な判断を鈍らせることが多々あります。
感情的な売買は、往々にして失敗に繋がります。

事前に決めた投資ルールを守り、感情に左右されない冷静な判断を心がけましょう。
もし感情的になりそうになったら、一旦投資から距離を置いて冷静になる時間を作るのも良い方法です。

これらの注意点を意識するだけで、投資における失敗のリスクを大きく減らすことができるはずです。


黒猫兄弟流!おすすめの投資勉強法

ここからは、私「黒猫兄弟」が実際に試して効果があった、具体的な投資勉強法をいくつかご紹介します。

1. 図書館を最大限活用する

投資に関する本は、書店で買うと意外と高いものですよね。でも、図書館なら無料で借り放題です!

私は、まず図書館で初心者向けの投資本を何冊か借りて、ざっと読み比べてみました。そうすることで、自分に合った本の選び方や、どんな投資に興味があるのかが明確になりました。

特に、日本証券業協会が出しているような、公的な機関が監修している初心者向けの書籍は、基礎がしっかり学べておすすめです。

2. YouTubeで動画学習を取り入れる

活字を読むのが苦手…という方には、YouTubeでの動画学習が非常におすすめです。

最近では、投資初心者向けに分かりやすく解説してくれるチャンネルがたくさんあります。グラフやアニメーションを使って説明してくれるので、視覚的にも理解しやすいのがメリットです。

ただし、中には根拠のない情報や、煽り目的の動画もあるので、信頼できるチャンネルかどうか見極めることが重要です。金融機関が公式で出している動画や、登録者数が多く、コメント欄が荒れていないチャンネルを選ぶと良いでしょう。

3. ニュースアプリを活用して毎日チェック

経済ニュースに触れる習慣は、投資を学ぶ上で欠かせません。

私は、日本経済新聞の電子版や、ヤフーニュースなどの大手ニュースサイトの経済カテゴリを毎日チェックするようにしています。

最初は分からない言葉ばかりかもしれませんが、続けているうちに、経済の動きや金融市場のトレンドが少しずつ見えてくるようになります。最初は「見出しだけ読む」からでもOKです!

4. 少額での実践と記録

座学も大切ですが、やはり実践に勝るものはありません。

私の場合、まずは「つみたてNISA」で、毎月数千円から投資信託の積立を始めました。実際に自分のお金が動くと、どうしてその商品の値段が上がったのか、下がったのか、ということを真剣に考えるようになります。

そして、「いつ、何を、いくらで買ったか、いくらになったか」というのを簡単に記録しておくことをおすすめします。そうすることで、自分の投資行動を客観的に振り返ることができ、次の投資に活かすことができますよ。

家計簿アプリや、簡単なスプレッドシート(Excelなど)で管理するだけでも十分です。

5. 投資仲間と情報交換する

もし身近に投資をしている友人がいれば、情報交換をするのも良い刺激になります。

ただし、これはあくまで「情報交換」であり、他人の投資を真似するということではありません。様々な意見を聞くことで、自分の視野が広がり、新たな発見があるかもしれません。

私の周りにも投資をしている友人が何人かいるのですが、それぞれ得意な分野や情報源が違うので、話を聞くのはとても勉強になります。

これらの勉強法を参考に、あなたに合った方法で、楽しみながら投資の知識を深めていってくださいね。


Q&A:投資初心者がよく抱く疑問を解消!

最後に、投資初心者のあなたが抱きがちな疑問について、Q&A形式で解説していきます。

Q1:投資ってやっぱりリスクが高いものなの?

A1:はい、投資には元本割れのリスクがゼロではありません。しかし、そのリスクは投資の種類や運用方法によって大きく異なります。

例えば、先ほどご紹介した「長期・積立・分散」を意識した投資信託の積立投資は、比較的リスクを抑えながら資産形成ができる方法です。一方で、FXや信用取引などの短期的な売買は、高いリターンを狙える一方で、高いリスクを伴います。

大切なのは、「自分がどれくらいのリスクを取れるのか」を理解し、その範囲内で投資を行うことです。まずはリスクの低いものから始め、徐々にステップアップしていくのが賢明です。

Q2:いくらから投資を始められるの?

A2:昔はまとまったお金がないと投資はできない、というイメージがありましたが、今は違います。

証券会社によっては、100円から投資信託の積立を始められるところもあります。また、Tポイントや楽天ポイントなど、普段の買い物で貯まるポイントを使って投資ができるサービスも増えています。

まずは少額からでも良いので、実際に始めてみて、投資の感覚を掴んでみることが大切です。コンビニでジュースを我慢するくらいの感覚で、気軽に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

Q3:投資で損したらどうなるの?

A3:もし投資で損失が出た場合でも、借金が増えたり、追加でお金を払ったりする必要はありません。(信用取引など一部の例外を除く)

投資で失う可能性があるのは、あなたが投資した元本までです。例えば、10万円投資して5万円の損失が出た場合、あなたの資産は5万円減りますが、それ以上のお金を要求されることはありません。

ただし、損失が出たからといって、すぐに諦めてしまうのはもったいないことです。長期的な視点で見れば、一時的な損失は回復する可能性があります。

大切なのは、冷静に状況を分析し、必要に応じてポートフォリオを見直すことです。

Q4:税金ってどうなるの?確定申告は必要?

A4:投資で得た利益には税金がかかります。株式や投資信託の売買益、配当金などには、通常20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の税金がかかります。

しかし、「特定口座(源泉徴収あり)」という口座を選んで証券会社に口座開設をすれば、原則として確定申告は不要です。証券会社が自動的に税金を計算し、差し引いてくれますので、初心者の方はこの口座を選ぶのがおすすめです。

また、先ほどご紹介したNISAやつみたてNISA、iDeCoといった制度を利用すれば、一定の範囲内で投資の利益が非課税になるため、税金面で非常にお得です。これらの制度は積極的に活用しましょう。

Q5:忙しくて勉強する時間がないんだけど…

A5:お気持ち、とてもよく分かります!私も日中は仕事があるので、まとまった勉強時間を確保するのはなかなか難しいです。

でも、大丈夫です!毎日少しずつでも良いので、細切れ時間を活用してみてください。

例えば、

  • 通勤中にスマホで経済ニュースをチェック
  • 寝る前に10分だけ投資本を読む
  • 家事をしながらYouTubeの投資解説動画を流す など、隙間時間を活用することで、意外とたくさんのことを学ぶことができます。

焦らず、自分のペースで、継続することが何よりも大切ですよ。


まとめ:今日から一歩踏み出そう!

ここまで、「未経験から始める投資のお勉強」について、基礎知識から具体的なステップ、注意点、そして黒猫兄弟流の勉強法まで、たっぷりとお伝えしてきました。

投資は、私たちの将来のお金の不安を解消し、より豊かな人生を送るための強力なツールです。

確かに最初は難しく感じるかもしれません。私もそうでした。

でも、この記事で紹介したように、

  • なぜ投資が必要なのかを理解し、
  • 余剰資金で、長期・積立・分散を意識し、
  • 少額からでも実際に始めてみて、
  • 継続して学び続けること

これらを実践すれば、あなたもきっと投資の楽しさ、そして資産が増えていく喜びを実感できるはずです。

「明日からやろう」「いつか始めよう」と思っていても、なかなか行動には移せないものです。大切なのは「今日、今すぐ」できることから始めること。

まずは、気になる投資本を1冊開いてみる、経済ニュースのアプリをダウンロードしてみる、証券会社のサイトを覗いてみる。そんな小さな一歩からで構いません。

あなたの未来のため、今日から投資のお勉強、始めてみませんか?

私も、あなたと一緒に、これからも投資について学び続けていきたいと思います。応援しています!

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